2015年06月15日

相変わらずエアコンの室外機の多いこと。最大8台も。



昨日、久しぶりに立川展示場へ行ってきた。
女房殿を連れて行かなかったので、どの展示場ともひやかし客としてしか扱ってくれない。
昔の、私もそうだった。
男の年寄りの一人客というのは、成約になった試しがない。 最低女性が付いていないと‥‥。
しかも出来るだけ若い女性でないと、相手にするだけ損。 成約の見込みのない冷やかし客は、体よく追出すに限る。

そんな裏事情を知っているので、中に入って最新のモデルハウスのデザインや設備などの状況を探ることは、最初から諦めた。 そして、もっぱら外部を回って、設備状況などを なんとなく探ってみただけ。
そしたら、相変わらずエアコンの室外機の多いのには呆れてしまった。

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室外機は、必ずしも1台1室の室内機とは限らない。 マルチタイプだと、1台の室外機で5室の室内機を動かせる。
また、室外機1台で、天井埋め込みタイプだと4台まで動かせるものや、また7ヶ所の室内機に対応できるものもある。 したがって、室外機の数を数えただけでは、何台の室内機が稼働しているかが判らない。
やはり女房か、子どもの奥さんに同道してもらって、内部を調べないことには判らない。
また、エコキュートやエコウェル、エネファーム、床暖房用らしい器具も室外に置いてある。

たしかに、かつて私は 一通り大手メーカーの商品を使わせてもらった。 実際に使ってみないと、観念論になってしまう。
このため、ナショナル、東芝、菱電、ダイキンをはじめ、キミ伊東の口車に乗ってVanEE社の全く意味のない全熱交や、ヨーロッパの空調や換気システムも一通り使ってみた。
20年前では、日本の大手メーカー製品だけではなく、輸入物にしても、「これは‥‥」 というものに巡り会えなかった。
最近の情報には、疎い。 室外機を見て、使い慣れているダイキン製品はおぼろげながらわかるが、東芝製品やナショナル製品、菱電製品になるとお手上げ。

そういった中で、ダイキンの東京の技術部長は、2代に亘って素人の私の言うことをよく聞き、必要な空調換気システムを開発してくれた。
最初に相談したのは、いつも書いているように、1kW程度の空調機の開発。
「いくらでも開発できるよ。 しかし、価格は3kWの商品の2倍近くにもなりますよ」 と工場側に言われて断念。
その時、5〜8kWの機械1台で全館空調出来るシステムを開発し、草加の工場でダクトと機器をモデルハウスと同じ大きさで配置して、実用的なテストをしてくれた。 
今から考えると、当時の部長偉かった。 普通のシステムだと、エアコンは黙っていても最低数台は売れたはず。 それなのに、こちらの意見を尊重して、1台のエアコンで我慢をしてシステムを開発してくれた。

そして、この初代東京の部長の跡を継いだ2代目部長も偉かった。
一緒にカナダへ行って勉強をして、日本では最初となる 「顕熱交換機」 を開発してくれただけでなく、「除加湿機能込みのセントラル空調換気システム」 を開発し、広く住宅業界へ呼びかけてくれた。 三井は東芝、地所ホームは菱電、松下住宅はナショナルという具合に最初から色が染まっていた。 ダイキンはどちらかというと住友系。 本来だと、住林や住友不動産ホームなどが喜々として取上げるべきが筋。
しかし、住友系の住宅会社は腰が重い。 重すぎる。 ダイキンの新しい動きに飛びつこうとする動きを最後まで見せなかった。 
そして、ダイキンの新提案に乗ったのはハーティホームだけという淋しさ。

一番困ったのは、顕熱交換機。 これは、東芝も菱電もナショナルも生産していなかったので、意欲のある住宅業者は喜んで飛びつくべきはずのもの。 ところが、各社とも本気でやる気がなく、いくらハーティホームが100%とりあげたにしても、焼け石に水。
数年もしたら、工場生産が軌道にのらず、ダイキンはついに生産中止に追い込まれてしまった。
これは、ダイキンの2代目東京部長の大英断を、見殺しにした当時の住宅メーカー幹部の、共同責任だと 私は今でも考えている。
そして、東京2代目部長の 「除加湿機能付きセントラル空調換気システム」 を採用した結果、80坪の大きなモデルハウスでも、室外機は3台でよかった。
1台はセントラル空調分、もう1台は、当時はデシカが普及していなかったので、除湿の分。
そして、もう1台は展示場の事務室の空調用。
つまり、今から15年前から、ハーティホームのモデルハウスでは室外機は3台しかなかった。
大手鉄骨プレハブメーカーなどは、最低6〜8台の室外機を入れている時代に、ハーティホームは展示場で3台、普通の住宅では2台にすぎなかった。
そして、デシカが開発されて、問題が多かった透湿膜加湿器は生産中止になり、再熱除湿システムもデシカになって、室外機は空調機用の1台だけとなった。

つまり、消費者のランニングコストのことを考えると、室外機が8台よりは1台の方が誰が考えても安く上がる。
そして、206以上の断熱性能の良い壁を使い、トリプルサッシを採用して行けば、結露は完全に防げるし、Q値は0.9Wを切り、現在の鉄骨プレハブよりもイニシァルコストは安くなり、ランニングコストは間違いなく1/3にすることが可能になる。 
そして、最近ではマルチタイプの室外機が交代の時代を迎え、多くの消費者からマルチタイプの価格高についてクレームの声が聞かれるようになってきている。
エアコンの寿命は、室外機を含めて考えると10〜15年というところ。
長期ローンが残っている時に、マルチエアコンの取変費が大変な重荷になってきているために起こるクレーム。 大量生産で、何でもパカパカつくり、取変え需要にオンブしていたという時代は 完全に終わったと考えるべき。

つまり、エアコンを含めての本当の省エネ化と、現在の高価な家庭用デシカに変わる 安直な除加湿機能が、ノドから手が出るほど求められている。


posted by uno2013 at 10:35| Comment(0) | 技術・商品情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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