2013年07月25日

プロはデシカの快適さに鈍感 !!  消費者は敏感に反応 !!


今日は、この欄の掲載が夕方になったことをお詫びします。

実は、朝のうちに家庭菜園にゆきいろいろ収穫してから、ほんの一部をお土産に持って2ヶ月ぶりにS邸を訪ねてきました。
《デシカの夏》を初めて体験する6人の方を案内するために‥‥。

今日の東京は朝から曇り空。 朝のうちは温度が低かったのだが相対湿度が非常に高く、収穫作業をしているだけで汗だくに‥‥。 
そして、午後1時近くの杉並・S邸近くの外気温度は28℃で相対湿度は75%。 絶対湿度は17.8グラムというところ。 
ところが一歩S邸の中に入ったら蒸し暑さがさっと消えた。
室内の温湿度計を見たら27℃で相対湿度が40%。 絶対湿度は9グラム。

温度はたった1℃だけ低くなっただけだが、絶対湿度は17.8グラムから9グラムに半減。
その快適なことと言ったら‥‥。
しかし、この快適さは、いくら口で説明しても分かってもらえません。
私の経験からいうと、ビルダーや設計士など 住宅のプロを自任する者ほどこの快適さに鈍感。
そして、純粋無垢な消費者ほど敏感に反応してもらえます。
プロは理屈をこねまわし、自分の能力とか今までの経験が覆えされることを怖れて、素直に反応出来ないのです。 実に可哀そうな人種。
それに比べて、絶対湿度が半減する魅力に、文句なしに反応し、その良さを体で感じてくれるのが正しい選択肢を持つことが出来るのが消費者。
今日の6人の初経験者の中で、プロとしての反応を示したのが1人で、残りの5人は消費者として正しい反応を見せてくれました。 それだけに、Sさんの説明にも熱が入っていました。

デシカと言っても、それをどのような条件下で体験したかによって、内容がまったく変わってきます。
例えば、Q値が3.0Wで、C値が4.0cu/uと性能の低い鉄骨プレハブの家に備えられたデシカ。
これだと、室温は26℃と低くクーラーが効かせてあっても相対湿度が70%程度で、絶対湿度は15グラム程度ではないかと推測します。 
このように、絶対湿度が15グラム以上では、26℃以上だとほとんどの人が 《不快》 と感じます。
日本のプロと言われるビルダーや設計士が問題にするのは温度だけ。 
設定温度が26℃であれば文句を言う方がおかしい。 
それで不快だったら25℃に設定温度を変えればいいじゃないか。 文句を言われる筋合いはない !! 
と開きなおります。
絶対湿度などは頭の片隅にもない。 そんな住宅を平気で消費者に押し売りしょうと画策します。
私は、これは一つの犯罪行為だと考えています。
プロのふりをして、消費者を欺く犯罪行為‥‥。

私は、こんなデシカを売ろうとは考えません。
S邸のように夏は絶対湿度が9〜10グラムであって、冬期は7〜8グラムの絶対湿度の家しか売りたくない。
つまり、この絶対湿度を維持するためにQ値とC値が問題になるのです。 そして、デシカの除加湿能力が絶対的に欲しいのです。
S邸のQ値は、6年前に準防火地域で完成したため優れた防火サッシが入手出来ず、0.9Wに過ぎません。しかし、C値は0.2cu/uと最高値。 この性能値の裏付けがあるから、夏も冬もデシカはその能力を十二分に発揮してくれるのです。
ただ、残念なことに、日本で夏9〜10グラム、冬7〜8グラムの絶対湿度を体験出来る住宅は、日本には現在のところS邸がただ一つあるだけ。
したがって、ダイキンの営業マンがいくら口角泡を飛ばして説明しても、体験出来ない消費者は絶対に営業マンの口車に乗ろうとは考えません。
これは、正しい選択です。 
つまり、夏9〜10グラム、冬7〜8グラムの絶対湿度が達成できない住宅は、たとえゼロ・エネであっても消費者の快適度、満足度は低いものに過ぎません。

今日、6人の方が心の底からびっくりしていたことが 6つありました。

1つは、6年間一度も外で布団を干さないのに、布団がフワフワしていること。

2つは、朝 家事室のロープにハンガーにかけた洗濯物を干すと午前中に乾き、しかも、変な匂いが洗濯物につかないこと。

3つは、風呂場にも地下室にも、どの隅を探してもカビの気配が全くなく、《カビがゼロ》 という住宅が この日本にあったという事実。

4つは、一年を通じて相対湿度が40%前後に抑えられているために、人間だけでなく造作材や壁材なども健康で、隙間が一つもなく、アフターメンテナンスがほぼゼロということ。 これほどビルダーにとっては有難い住宅は、今まで考えられなかった。

5つは、窓を開けないということもあって、外部から騒音とホコリが一つも入ってこない。このため、内部の化粧タイルの白い目地が、床から天井まで新築したばかりのように真っ白。

6つは、S邸で2時間も話していたら、肩から余分な力が抜けてゆき、心身ともにリラックスしてきた‥‥つまり初めてリラックスできる家を体験出来、《快適さ》 という言葉の実態が把握出来たこと。

つまり、S邸と同じ体験棟が日本の各県に最低1つ出来ないと、家庭用デシカは普及しないはず。
最後につぶやくように言った Sさんの独り言が面白かった。
「大きなビル工事をやっていると、家庭用のコマコマしたデシカはどうでもよくなってくると思う。 億単位のビル工事に比べると、住宅と言うのはゴミ漁りのようなもの。 したがって、ビル工事と併存させていたのではデシカの本当の普及はあり得ない。 ダイキンは儲かっているのだから、ビル工事とは別の子会社を資本金10億円ぐらいでつくったらよい。 そして、各県に体験棟を建てて住宅と込みでデシカを売って行く。 そしたら、すごい事業が日本に実現でき、日本の住宅需要は一変する。 そして、高温多湿地域の住宅の最先端技術が新会社に集中するのだから、世界の高温多湿地域のマーケットにアプローチ出来るグローバル企業になれる‥‥」
もちろん、これはどこまでもSさんの思いつきであり、つぶやきにすぎない。
しかし、ダイキンの井上会長の耳に入れたい言葉だと私は感じた。
つまり、デシカが本格的に家庭に入ってくるためには、現在の巨大企業から脱皮する必要があるのかもしれないということ。

しかし、これもSさんの思いつきと同様に、どこまでも部外者の勝手なつぶやきに過ぎない‥‥。


posted by uno2013 at 19:11| Comment(0) | 除加湿・空調・換気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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